ブラストキー工法はどのような場面で使用されますか?
コンクリート接合面全般で使用され、特に新築や増改築での接合部に適用されます。梁、柱、壁などへの施工が可能です。
ブラストキー工法の施工にかかる時間はどれくらいですか?
施工面積や条件によりますが、従来の方法と比較して施工時間は短縮されることが多いです。
ブラストキー工法で使用する工具は何ですか?
専用の湿式コアドリルとコアビットを使用します。これにより、騒音,振動,粉塵を抑えた施工が可能です。
他の目荒らし工法と比べて何が違うのですか?
ブラストキー工法は振動工具を使用しないことから、振動や騒音を大きく抑えることができ さらに、斫りガラや粉じんは、ほとんど発生しません。
ブラストキー工法はどのような種類のコンクリートに適用できますか?
コンクリート同士もしくはコンクリートと無収縮モルタルの接合面に適用できます。なお,適用できる既存部コンクリートの圧縮強度は普通コンクリートで10N/mm2 以上、軽量コンクリートで13.5N/mm2 以上となります。
ブラストキー工法を使用すると、どれくらいのコスト削減が期待できますか?
ブラストキーを穿孔する湿式コアドリルは振動工具に該当しないため、防振曝露時間の制限がありません。 また,施工条件等にもよりますが、飛散・防音等の養生にかかる費用が削減できます。
施工において特別な技術は必要ですか?
ブラストキー工法を施工する場合はブラストキー研究会へ入会後に施工講習を受けていただきます。 詳しくはブラストキー研究会へお問い合わせください。
案件の検討をする際に設計協力をしてもらうことは可能でしょうか?
実績は毎年積んできていますが、まだチッピングと比較すると普及段階にありますので、当面はブラストキー研究会で設計協力を行いたいと思っております。設計講習会も要望に応じて開催しており、簡易設計ツールや特記仕様書はいつでも配布できるようにしています。